婦人科産める健康なカラダつくり

“不妊”は病気ではないとされる医療
​健康・若返ることで、叶えられる未来があります

AMH(抗ミューラー管ホルモン)が低くて残存卵胞がない、採卵できないと言われた

AMHは、卵巣の予備能の予想に使用されています。

卵、胚の質のを必ず反映するとは限りません。

そして、いまだ正常値もはっきりしていません。

妊娠予測マーカーとなりえるという論文とならないという論文が複数あります(*A)。

ただ、AMHが高いと採卵できる卵子の数が増え、

結果として妊娠視しやすくなる・・・と言う事は言えます。

では、低い場合はどうすれば・・・

現在のAMHの考え方

 

 AMHは、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。

「血中のAMHの値は原始卵胞から発育する前胞状卵胞数を反映する」と考えられ、AMHの値が卵巣の中に残っている卵子の数がどのくらいかを示す卵巣予備能を反映しているとされています。

 “AMH”は妊娠予測のマーカーとは言い切れない

 

 「妊娠の予測」や「卵・胚の質の予測」の指標になるとは限らない(*1)という事実。

そしていまだ「正常値」がはっきりしないという特徴もあります。

 

では、どうしたら・・・

 卵子もあなたも、若返ることが出来ます。

どうやって?

 

 ミトコンドリアの量や質を改善することは大事です。

そして、ストレスに強い身体を作る事や代謝*2)の活性を上げる事も大切です。

 

体質は人それぞれ違います。

からだの設計図の遺伝子は親から受け継いだものです。

体質は持って生まれた個性ですが、育った環境や食べ物・嗜好・運動などの生活習慣や、外からのストレスなども大きく影響します。

持って生まれた体質と現在の生活習慣から成り立っている、現在のからだ。

その代謝*2)を調べることで、その方に必要なもの(栄養素など)・ことを調べることができ、そしてエピジェネティクスを用いて修正することも可能なのです。

THE MEDICAL & TEST JOURNAL 2017年8月11日 第1397号掲載

(*1)卵巣予備能の推測には現在AMH以上に有用なものはなく、その特性を知り、活かす必要があります。

原始卵胞が初期卵胞から小胞状卵胞、前胞状卵胞に発育していく中で、AMHの値が高ければ原始卵胞も多いと推測可能で、AMHの値は卵子数の目安を示す卵巣予備能検査として有用であると考えられます。

AMHの値は調節卵巣刺激後の採卵数と相関しますが、卵の質は年齢と相関するため、必ずしも妊娠の予測の指標とはなりません。

 

<AMHの役割>

 性腺が未分化な時期の内性器には男女ともウォルフ管とミュラー管があり、男性はAMHによりミュラー管が退縮し、アンドロゲンの作用でウォルフ管が発育して精巣上体、精管、精嚢へ分化します。

 一方、女性はAMHの影響を受けないためミュラー管は退縮せず、子宮・卵管・膣上部に分化して女性生殖器を形成し、ウォルフ管はアンドロゲンの作用を受けないため退縮します。

 

女性の場合は32週頃の胎児の頃からAMHが卵巣で発現します。前胞状卵胞と小胞状卵胞の顆粒膜細胞から分泌され、主に原始卵胞から一次卵胞への発育を調節する役割を持っています。

AMHの値は原始卵胞から発育する卵胞の数に比例することから、卵巣予備能の指標となり、月経周期には大きく左右されません(表)。

THE MEDICAL & TEST JOURNAL 2017年8月11日 第1397号掲載

AMHの正常値の指標は、はっきりしていません。

他にも数値の幅があるために、あくまでも「目安」と考えるのが良いでしょう。

そして、この値は「妊娠の予測」になるとは言いがたいので、

この値に一喜一憂する必要はありません。

代謝*2)

 人が生きていくためには、そして新しい命(妊娠)を宿し育むためには沢山のエネルギーが必要です。

必要なエネルギーは、食べたものから(消化吸収)と、酸素(呼吸)から作られます。

からだに必要なもの(自分のためのたんぱく質や脂質、ホルモン、エネルギー等)を作り、役割を終えて不要になるものを壊す・・・

もしくは、外から入ってきた有害なものを排泄する。 作って壊して、作って壊して・・・この一連の細胞の働きを代謝と言います。

それが早く、そして正確に行えること、それが「生命力」であり、「若さ」であり「元気さ」だと考えています。

 この代謝する力がゆっくりになってしまうことが「老化」であり、もし止まってしまったら・・・それは「死」を意味します。

 

年齢を重ねると、傷の治りが遅くなったと感じませんか?古いものから新しいものへの入れ替え(ターンオーバー)の周期は年齢を重ねる毎に遅くなり、60代では20代に比べて約4倍の日数(約100日)を要するようになります。

すなわち代謝する力が4分の1になってしまうことを意味しているのです。これは、顔・お肌のことだけではありません。

たくさんの細胞が集まってできているからだ全体の問題でもあります。

 
*A)Age-specific anti-Mullerian hormone (AMH) levels poorly affects cumulative live birth rate after intra-uterine insemination  European Journal of Obstetrics & Gynecology and Reproductive Biology: X Volume 3, July 2019, 100043
Anti-Müllerian hormone (AMH) defines, independent of age, low versus good live-birth chances in women with severely diminished ovarian reserve  Fertility and Sterility Volume 94, Issue 7, December 2010, Pages 2824-2827

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